『3大テノール 夢のコンサート』

作品について

プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パヴァロッティ、オペラ界を代表するテノール歌手三人による“3大テノール”は、1990 年7 月7 日にサッカーワールドカップ・イタリア大会決勝戦の前夜祭として行われた野外コンサートで初めて共演。コンサートの模様は世界中で放映され、レコードはクラシック音楽のアルバムとして他に類を見ない歴史的なベストセラーとなりました。
その後、1994 年、1998 年、2002 年とワールドカップ開催のたびに3大テノールのコンサートは催され、オペラだけではなくポップスや各国の民謡など幅広い演奏曲で、声楽の魅力を大衆に広めることに大きく貢献しました。
2007 年にルチアーノ・パヴァロッティが世を去り“3大テノール”の活動は幕を閉じましたが、彼らの圧倒的なパファーマンスと、幅広い人気に比肩し得るヴォーカルグループは古今東西を通じて無く、“3大テノール”の記憶は今も輝き続けています。
1990 年と1994 年のコンサートの大成功の後、3大テノールは1996〜97 年、1999 年、2000 年とワールド・コンサートツアーを行いました。31 公演にわたるコンサートツアーのうち、東京公演を含む7 つの公演が収録されていましたが、その貴重な記録はロンドンの倉庫に長い間眠ったたままでした。
本作はそれら7 つの秘蔵のコンサート映像から、最も美しい瞬間を集めた選りすぐりの29曲に、貴重なインタビューとリハーサルシーンを交えて制作された作品で、今回(2018)が日本初公開となります。
4大陸7都市の会場には各国各界のセレブリティが顔を揃え、その華やかな雰囲気も必見!
三者三様の個性が織りなす絶妙なハーモニーと、圧倒的なパフォーマンスを存分にお楽しみください。

『3大テノール 夢のコンサート』

【演奏地】 東京、ロンドン、ウィーン、ミュンヘン、ニューヨーク、ラスベガス、プレトリア(南アフリカ)
【演奏曲】(全29曲)
・ラ・ダンツァ(ロッシーニ)
・シェリト・リンド(メキシコ民謡)
・ムーン・リバー(H.マンシーニ)
・フェデリコの嘆き(チレア:歌劇『アルルの女』より)
・太陽の土地(ダンニバーレ)
・母さん、あの酒は強いね(マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より)
・そんなことはあり得ない(ソロサバル:歌劇『港の酒場女』より)
・女心の歌(ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より)
・カミニート(フィリベルト)
・マッティナータ(レオンカヴァッロ)
・アマポーラ(ラカジェ)
・ウィーン、わが夢の街(ジーツィンスキー)
・ビコーズ(ダルドロー)
・マリア~トゥナイト(バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より)
・星は光りぬ(プッチーニ:歌劇「トスカ」より)
・風に託そう私の歌(ビシオ)
・禁じられた音楽(ガスタルドン)
・マレキアーレ(トスティ)
・愛していると君は言った(グレヴェール)
・ニューヨーク・ニューヨーク(カンダー)
・ある日、青空を眺めて(ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より)
・帰れソレントへ(デ・クルティス)
・お前の闘牛士になりたい(ペネーリャ:歌劇『山猫』より)
・おお裁きの主、父なる神よ(マスネ:歌劇『ル・シッド』より)
・カーニバルの朝(ボンファ:映画『黒いオルフェ』より)
・誰も寝てはならぬ(プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より)
・マイ・ウェイ(C.フランソワ、J.ルボー/ポール・アンカ作詞)
・オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア)

指揮 ズービン・メータ、ジェームズ・レヴァイン、マルコ・アルミリアート

『3大テノール 夢のコンサート』

2016/ドイツ映画/英語、イタリア語ほか/日本語字幕付/スタンダードサイズ/90分/cC Major Entertainment/提供:dbi inc./配給:T&Kテレフィルム


『3大テノール 夢のコンサート』公式サイト
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