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楽画会

 

ゼッフィレッリの名演出とプラシド・ドミンゴ他豪華キャストで贈る、ウェリズモ・オペラの2大傑作!
母なるシチリアの海に晩鐘が響きはじめる・・・
それは愛の歌の始まりか? それとも哀しみの歌の始まりか?
19世紀の南イタリアを舞台に繰り広げられる愛憎劇。愛するが故の嫉妬が生んだ結末は・・・
ヴェリズモ・オペラの2大傑作を完全映画化!
ゼッフィレッリの名演出と、プラシド・ドミンゴ他の名演で続けてご覧頂きます!

  カヴァレリア・ルスティカーナ

 「神よ、この愛に罰をください」

鐘が鳴り響くシチリアのある復活祭の日。村人が次々と教会の中に入っていく。
サントゥッツァは、酒場の女将ルチアに、トゥリッドゥ(ルチアの息子)が、今どこにいるのかと尋ねる。サントゥッツァは、トゥリッドゥとローラの仲を疑っている。なぜならトゥリッドゥは美しい女ローラの恋人だった。
ローラは彼が兵隊に行っている間に馬車屋のアルフィオと結婚してしまったのである。帰郷したトゥリッドゥは、ローラを忘れるために、サントゥッツァと婚約したが、結局は留守がちなアルフィオの目を盗んでローラと逢引を重ねる仲に戻ってしまった。

間もなく、トゥリッドが教会の前に現れ、ローラが通りかかると、二人で教会に入ろうとする。すがりつくサントゥッツァは、突き倒され、彼を激しく罵る。血がのぼったサントゥッツァはアルフィオに、ローラの不義を告げてしまう。激怒するアルフィオを見たサントゥッツァは、トゥリッドの命が心配になり、事実を告げたことを悔やむ。

教会のミサが終わり、男たちはトゥリッドゥの母ルチアの酒場で乾杯する。アルフィオはトゥリッドゥの勧めた杯を断る。トゥリッドは不倫がばれたことを悟り、アルフィオの耳を噛んで、シチリア式に決闘を申し込む。
トゥリッドは酔ったふりをしてそれとなく母に別れを告げ、自分が戻らない時はサントゥッツァの面倒を見てくれと頼んで走り去る。
間もなく、大勢の悲鳴が聞こえ、トゥリッドが刺し殺されたと知らせが入る。悲鳴をあげて泣き崩れるサントゥッツアとルチアであった…。

 
 
トゥリッドゥ‥‥‥プラシド・ドミンゴ
サントゥッツァ‥‥‥エレーナ・オブラスツォワ
アルフィオ‥‥‥レナート・ブルゾン
ルチア‥‥‥フェドーラ・バルビエリ

  道化師
 「俺はピエロなんかじゃない!お前の前では!」

1860年代半ばのイタリア・カラブリア地方モンタルトの村はずれ、聖母被昇天祭の祝日の出来事である。
カニオ率いる旅芸人の一座が村にやってきた。出し物は一座の4人が寝取られ劇である。
カニオは座長で道化師役、妻のネッダは女優。一座の狂言回しトニオは、カニオの妻ネッダに気があるが、ネッダは実は、村の若者シルヴィオといい仲になっていた。

村人は、カニオに、「トニオがネッダを口説こうとしている」と告げ口をするが、カニオは、芝居のネタにはなるが、現実と芝居は違うと言い切るのだった。それを聞いたネッダは、不倫が夫にばれているのではないかと不安になるが、シルヴィオがやってきて駆け落ちしようともちかける。トニオは、ネッダとシルヴィオの密会の現場を押さえ、カニオを呼びに行く。駆けつけてきたカニオは、シルヴィオを捕まえようとするが、ネッダに邪魔されて逃がしてしまう。カニオは、ネッダに「男の名前をいえ!」と迫る。が、芝居の時刻が迫り、カニオは道化師の衣装をつけ、化粧をしながら、「こんなときでも客を笑わせるのが道化師の仕事!」と役者の悲しい性を歌う。

カニオ一座の芝居が始まる。舞台袖から見ていたカニオは、だんだんと昼間の騒ぎと芝居の区別がつかなくなってきて、とうとう怒りを爆発させる。真に迫った演技に観客は大喜びだが、カニオの手に光るナイフを見て騒ぎ始める・・・現実と芝居との狭間に落ち込んだカニオは、ネッダを刺し、慌てて駆け寄ってきたシルヴィオをも刺し殺し・・・「喜劇は終わりました」とつぶやく。

 
カニオ‥‥‥プラシド・ドミンゴ
ネッダ‥‥‥テレサ・ストラータス
トニオ‥‥‥ホアン・ポンス
ペッペ‥‥‥フロリンド・アンドレオッリ
シルヴィオ‥‥‥アルベルト・リナルディ

監督:フランコ・ゼッフィレッリ 指揮:ジョルジュ・プレートル 演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団 合唱:ミラノ・スカラ座合唱団
1982年制作/イタリア・ドイツ映画/イタリア語(日本語字幕スーパー)/各70分/カラー/ステレオ/スタンダード・サイズ
提供:ユニテル 配給:T&Kテレフィルム
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