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アメリカではシルヴァの連続公演が大成功。エドウィンは電報を打ち続けるが、シルヴァは取り合わない。エドウィンの実家のご婦人方はエドウィンとシルヴァの噂に興味津々。両親はエドウィンとシュタージの婚約発表の準備に余念がない。シュタージはエドウィンとシルヴァのことを知っているが、エドウィンが過去を忘れて自分のことを愛してくれるなら結婚してもいいと思っている。
エドウィンとシュタージの婚約パーティー会場にボニ伯爵がカンチアーヌ伯爵夫妻と名を偽ってシルヴァ連れてきた。シルヴァがエドウィンの婚約婚約パーティーで踊りたいの希望したのである。シルヴァに気づいたエドウィンは、互いの気持ちを確かめあった。一方でボニ伯爵はシュタージに一目惚れし、二人は意気投合してしまう。
いよいよ婚約発表の時、エドウィンは他の女性を愛していることを告げる。しかし、体裁を気にしたエドウィンは“シルヴァ”ではなく、“カンチアーヌ伯爵夫人”と告げてしまう。傷ついたシルヴァは立ち去ってしまう。
ボニ伯爵はシュタージに結婚を承諾させ、エドウィンはシルヴァの怒りを解くことに成功。エドウィンの母親である侯爵夫人も昔歌手だったことが明らかになり、結婚に反対できなくなってしまった。エドウィンとシルヴァ、ボニ伯爵とシュタージの二組の婚約が発表され、婚約会場は喜びに包まれる。
カールマンの音楽を当時の新聞は「片足をハンガリー音楽の土壌に、もう一方の足はヴィナーワルツが湧きだす舞踏会場に立っている」と称してします。この言葉通り、「チャールダーシュの女王」の魅力は何といってもハンガリーのチャールダーシュとヴィナーワルツ。この二つが織りなす感傷的かつ情熱的で、洗練された繊細さをもった魅力的なメロディの数々といえます。リヒャルト・シュトラウスが、このオペレッタを「メロディの宝石箱」と呼んだのもうなずけます。歌詞も人間の心理、本質を見事に表現しているため、何時の世でも色あせることがありません。
アンナ・モッフォの歌・踊り、ルネ・コロの歌はもちろん、芸達者なサンドール・ネメスも素晴らしい。
志田英泉子 ライナーノーツより
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