1941年夏のハワイ、ホノルルのスコフィールド米軍基地。この兵営G中隊にラッパ手のプルーが、転属してきた。ボクシング狂で自分のチームの強化を図る中隊長が、かつてボクサーだったプルーに声をかける。妥協を知らないプルーはかつて試合中に親友を失明させたこともあって、中隊長の誘いを断る。人柄も良く機転もきく曹長ウォーデンはプルーを説得しようとするが、効果はなかった。彼は、孤立無援となり、分隊長らにひどいシゴキを受け始める。
味方は兵士のアンジェロ)ただ一人。だが彼も営倉係長ジェームズに難癖つけられ、鉄格子のなかに放り込まれてしまう。中隊長は無能で何も出来ず、彼に愛想をつかした夫人カレンは男たちと浮名を流し、現在は要領のいいウォーデンと浮気をしている。一方、プルーは元ウェイトレスのロリーンと恋におちる。しかし、アンジェロがジェームズに痛めつけられ殺されたのを見たプルーはナイフで決闘しジェームズを殺し、ロリーンの家に隠れる。
そして12月8日の朝、日本軍の奇襲が始まった。混乱の中でプルーは仲間の兵士に背後から銃撃されてあっけなく命を落とす。「彼こそ立派な人間だった」というウォーデンの言葉が虚しく響いた。
原作は、『大突撃』、『シン・レッド・ライン』のジェームズ・ジョーンズ。二組の恋を描きながら、第二次世界大戦のアメリカ陸軍の軍隊内部の腐敗や兵士たちの葛藤を描き、アカデミー賞主要8部門の独占した不朽の名作。
★アカデミー賞作品賞、助演男優賞:フランク・シナトラ、助演女優賞:ドナ・リード、監督賞、脚色賞、撮影賞、録音賞、編集賞
1950年作/アメリカ映画/モノクロ/2時間18分
提供:エムスリイエンタテインメント株式会社 配給:株式会社ティアンドケイテレフィルム |