映画『イル・ヴォーロ~世界遺産マテーラ・ライブ』

photos ©Luca Lancieri (提供:イタリア政府観光局)

世界遺産「マテーラの洞窟住居(サッシ)と岩窟教会公園」について

マテーラはイタリア南部のバジリカータ州(半島をブーツに例えると土踏まずのあたり)東部にある都市で、旧市街のグラヴィーナ渓谷の岩肌を掘って造られた洞窟住居の多い地区はサッシと呼ばれます。旧石器時代からの居住の痕跡を残すこの地には、8世紀以降、キリスト教の修道僧が住み着き、その後の市街の発展と共に、現在の岩窟教会や洞窟住居を形成するに至りました。約3~4,000ある洞窟住居群は、何層にも重なって渓谷を埋め尽くして壮麗な景色が広がり、日没の頃には灯りが浮かび上がり、幻想的な姿を見せます。 「マテーラの洞窟住居(サッシ)と岩窟教会公園」は、1993年にユネスコの世界遺産に登録され、2019年には欧州文化首都に選ばれています。


映画『イル・ヴォーロ~世界遺産マテーラ・ライブ』公式サイト
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