貧しい家に育った青年ジョージは、潜り込んだ叔父一家の工場で着々と出世していった。富豪令嬢のアンジェラに心ひかれ、彼女との結婚の約束をとりつけるに至る。しかし、彼にはアリスという身寄りのない娘とも深い仲にあり、彼女との別れ話に喰い下がられ、妊娠を告げられる。ジョージは、遂には明確な殺意がないままにも殺してしまう…。
原作はセオドア・ドライザアの小説『アメリカの悲劇』。アメリカの光と影に焦点を当て続けた巨匠ジョージ・スティーヴンスが監督。貧しい階級から上流社会へ…愛と欲望の間で苦悩する男が陥った闇を描くサスペンス。青春の明と暗、栄光と挫折を当時の若手俳優を起用して製作、演出した野心作。神話的な戦後のスター二人、モンティとリズの心ときめく青春像の彫塑が素晴らしい。
アカデミー賞では監督・脚色・撮影・衣装デザイン・編集・音楽の6部門を受賞。
★アカデミー監督賞、脚色賞、撮影賞(白黒)、劇・喜劇映画音楽賞、衣装デザイン賞(白黒)受賞
★ゴールデングローブ作品賞受賞
1951年/アメリカ映画/モノクロ/2時間2分
提供:エムスリイエンタテインメント株式会社 配給:株式会社ティアンドケイテレフィルム
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